- 施工場所 高知県四万十市鍋島
- デザイナー 徳広和史
- 施工時期 2013年3月
- 施工期間 約1カ月
新築に伴い外構工事のご依頼を頂きました。広大な敷地に佇む白と黒のモダンな外壁が印象的な建物のE様邸。
単調となりやすい広い敷地をいかにまとめるかをテーマにそしてお客様のご要望である道路からの目隠しと、できるだけメンテナンスのいらない外構計画をもとにプランニングしました。
存在感のある白い意匠壁は、目隠し効果を持たせながら壁の裏側は駐輪スペースとして利用できるなど、すべての壁を意図的に配置しながら全体のバランスを考え、まとまりのある空間を表現しました。
アプローチには平板とモダンな陰影が特徴のラインタイプのレンガをランダムに敷設し、両端に低木地被類を中心に配植することで彩りを与えてくれています。
夜の演出は、来訪されるお客様が玄関へと導かれるイメージで照明計画をし、個々の魅力がより一層引き立ち、時間の経過とともにその時代(とき)にしかない陰影が映し出されてご家族とともに成長し、長く楽しめる素敵な空間が完成しました。